淡路島灼熱ツーリング

   2005年 6月26日


    
Reported by 大字

「淡路行きまーす」の小山さんの誘いに乗って行って来ました淡路島。
足のない私は小比賀さんと8:30御影で待ち合わせ、小比賀号に乗せてもらって新舞
子の駐車場に向かいます。
空は土曜に引き続き晴れ!
でも喜んでよいのかどうか?というのも今は6月下旬。例年なら梅雨真っ盛りのはず。
ところが6月に入ってから雨らしいのが降ったのは2,3回。
土曜なんか、私の故郷豊岡では37.2℃と6月観測史上最高とか言ってたし・・・。
うーん大丈夫か水不足。
明石海峡大橋の真下の駐車場から出発。駐車場EVから出て目に飛び込んできたのは
大橋の向こうに見える淡路島。
このまま橋渡っていければよいのに。
待ち合わせの明石港まで海沿いの道を進みます。海風が心地よい。
9:35明淡高速船乗り場到着。
私ここ初めてです。予想に反して綺麗な建物。
まだ誰も来てません。
程なく小山さん登場。
続いて不幸?にも会社で席が隣接してしまったために小山病がうつってしまった本
日ご一緒する「村岡さん」登場。
10:10の船に乗ろうと思いますが、10:00まだ姿の見えない人がいます。
その人から小山さんに架電が、「あと5分」
乗船が始まって、おばちゃんが「にいちゃんら乗るの?」と聞いてきた頃その人こ
とYさん登場!
全員がそろって乗船完了です。
13分で淡路到着。やはり高速船、たこフェリーより早いです。
いざ国道を塩尾目指して南下です。
左の海岸ではバーべキューや海水浴の人が見えます。それはそれで気持ちいいよねー。
リゾートアイランドです。
国道が、混んでるなぁと思ったら前方に選挙car。市議会議員選挙が近いと見えて町
は選挙一色です。
うーん走りづらい。
バイパスを避け旧道に入ると本来の淡路のゆったりした空気が。
おばちゃんが軒で干物の魚焼いてたりして。
ここで干物食いながら一杯やりてー!!
誘惑を後に漕ぎ進みます。
津名の旧道のコンビニで休息。水分&栄養補給です。
更に南下して左手におのころアイランドが見える「塩尾」交差点から、いよいよメ
インイベントの裏道探索?です。
ほんとにここ?って感じの裏道に突入!車一台がやっとの道幅、舗装もガタガタで
す。
さすが淡路を知り尽くした?小山さんなんて思っているとやっぱり間違いの様子。
でもいつも間にか目指す道に帰ってきました。
分岐で止まって道確認。汗が噴出します。気温も上昇してきていてとてもじっとし
ていられません。
たまらず転がします。
そこからは快適な裏道が続きます。そこかしこで選挙事務所を横目に走ります。
何度か地図でルートを確認しながら目指す裏道を進みます。
ロードというよりかなりMTBっぽいです。
SANYOの大きな工場が左手に見えてくると昼飯スポット。
高速IC出口のとんかつ屋で昼食。
小比賀さん、村岡さん、下名はカツどんをあてに生中を所望。
キンキンに冷えたビールがたまらんです。
午後からは、まず峠越え。
この峠に備えて?禁ビールしたYさんが山岳賞狙いで先行します。
今日の裏道ではあちこちで昨秋の台風の爪あとが残っていましたが、この峠にはそ
の際たるものが!
道路がズタズタに寸断され抉り取られています。その深さは15m位はあるでしょうか?
恐るべし大自然。いったいどれだけの雨が降ったんでしょうか?

 

見学を終え走り始めると、ママチャリの高校生に抜かれます。
「ピクッ」
まっ負けておれん。ゆっくり登るはずだったのにがぜんペダルに力が入ります。
高校生を抜き返し頂上へ
「またつまらぬものを抜いてしまった。フゥ・・・。」
いいおっさんが、ママチャリライダー相手に満足感にひたってる場合でありませんな。
トンネルを超え下ったとこの自販機で水分補給。
出発するとまたもや下りで先程の高校生に抜かれます。
「ピクッ」
まっ負けておれん。どりゃーーーー!一度ならず二度までも抜いてしまいました。
最近の高校生に大人の背中っちゅうやつを見せたらな!
「またつまらぬものを抜いてしまった。フゥ・・・。」
振り返ったそこに高校生に姿はありませんでした。

峠を下りきると、五色町の海近く。
ここから富島まで海岸沿いの水平道という手も有ります。
しかし一行は道を右にそれ再び高見を目指します。
時間は2時台。一日の内で一番暑い時間帯です。
JA前で休憩。
再び登り始めます。
道を左に逸れ登っていると左に駐車していた大型車の脇から犬が2匹飛び出して来ました。
鎖はついていません。汚い野犬風情の犬たちは牙を剥き出しにして向かってきます。
この風景どこかで読んだことアル!!
そんなことを考えながら、必死でペダルを漕いでいるとそれ以上追っかけてきません。
というよりは後ろの小山さんたちを迎え撃ちに言ったのか?
小山さんたちも何とか無事に上がってきて一安心。
十字路を左折して今度こそ海岸に向かいます。
そろそろ帰りの便が気になります。時刻は3:15。
次の船は4:00、その次は5:30だとか。
Yさん、小山さんによると微妙な距離だとか。
4:00富島を目指して走ることに決定。
Yさんが先行します。この展開になるとロードの中にあって唯一スリック on MTB
の村岡さんに不利。
平坦路では追走するも、登りではじりじり離れていきます。
70km以上走った後のスピード走行。辛いっすよね。
時計の針は確実に4:00に近づいてきます。
残りの距離が良くわからん私は、先頭の小比賀さんに付いて行くだけ。その頃やば
いと感じてかYさんはかなり前方を独走中。
Yさんなら、船に片足かけて止めといてくれるはず。
焼きアナゴの魚増を横目にジェノバライン船着場に到着!
3:53!!!
セーフ。中に入るといつもガラ隙のはずの待合室に団体さんが!乗れるのか?あ
せって切符を購入する我等。
何とか乗船できました。
でも席も一杯で座れん。仕方なく自転車の詰まれた後ろデッキに出ます(禁止なん
て書いてありましたけど)
白く泡立つ引き波の向こうに灼熱の淡路島があっという間に遠ざかって行きます。
うーんこの発着間際の展開「鉄腕ダッシュ」っぽくて面白かった。
まっそれも間に合ったから言えるんですけど。
20分で明石港到着。
ここで解散と相成りました。

いやー淡路って海岸線のイメージしかなかったんですけど、迷路的裏道が豊富なん
ですね(感心)
Yさん、小山さんまたガイドしてください。よろしく!
しかし帰りは、汗と海風でべとべと感がたまらんかったっす。次回はお風呂も楽し
んで帰る計画にしてください。
ではでは。








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