淡路島ツーリングT

   2002年10月12日〜13日


             メンバー:小比賀ファミリー、神戸、大字、清水、山本


10月12日(土)快晴 降水確率0% ついでに言うと明日13日も快晴の予報!!
こんな日に自転車に行けるなんて幸せ。奥さんスマン、ゆるせ子供達、とうちゃんは旅立
つぜ!!
自分でも子供やなぁーって思うんですけど、ツーリングの前ってドキドキしますね。しか
も「一泊二日活造り付」こりゃもうドキドキしないって方がうそってもんだ。
7:30西宮北口でかっちゃんと待ち合わせ、丁度来た阪急新開地行きに飛び乗る。始めて
の輪行。昨日の夜は輪行袋にバイクが入るかどうか四苦八苦だったなぁ。
9:30明石港発のフェリーで待ち合わせ。やる気満万の俺は、かっちゃんを誘って三宮近
辺から走っていこうと決めていた。
三宮に到着し、西口でバイクを組立いざ出発。8:00 西口ではサイクルウェアーに身を
固めたやる気満万の自分たちと夜通しフィーバーしたのかお疲れのアベックや兄ちゃんた
ちとすれ違う。
取り合えず海岸どうりまで南下し、和田岬→須磨→舞子と明石港を目指してひた走る。毎
日見ている会社前(和田岬)の景色も今日は新鮮に映る。
かっちゃんに聞くと出だしのスピードはかなり出ていたとの事。俺って朝一は後先も考え
ず力いっぱい走っちゃうんですよ。子供やね。
須磨を過ぎると左手にはきらきら輝く秋の瀬戸内。この中には鯛や太刀魚が舞い踊ってる
んだろなぁ・・・(じゅる)待ってろよ活造りー!!!。
気持ち良く走っているともう明石港、9:00到着。皆さんは既に集合済みでしたね。ここ
で小比賀さんの息子さん友君とも合流。
自分の思春期のころってなかなか親と一緒に何かするって抵抗あったような恥ずかしかっ
たような記憶が有るんですけど、この歳でおやじといっしょに旅に行ける親子関係うらや
ましく思たっす。10年後娘と一緒にツーリングとか行けるかなぁ・・・とりあえずかっこ
いいおやじにならないとね。
自転車+大人=520円なりで乗船券を購入。9:30発の文字通りたこフェリーに乗り込む
。うーんやっぱり船って旅情をそそりますよね。



20分の船旅を終え、いざ淡路島上陸!とりあえず昼飯目指して洲本まで南下、岩屋-洲本
間の海岸沿いは幹線道路だけに車多し。途中MTBでツーリング中の3人組(年輩?)抜
く場面も有りました。比較的あっさり洲本到着。ごちそう館で昼食。煉瓦造りのおしゃれ
っぽい感じでサイクルウェアーの集団は浮いてたような気も。メニューは期待していた地
元感はちょっとなくてファミレスっぽかったです。自分はビーフカレーをチョイス。サラ
ダバイキング付で1200円なり、ごちそうさま。でもサイクリングにカレーはいかんね。夏
の播中レースでレース終了まで昼食のカレーが胃にもたれたのなんかすっかり忘れてまた
食ってしまいました。



友君は早くもケツ痛の様子。なんせサイクリング2年ぶりらしいのでしょうがないね。
エネルギー補給の後は、いよいよ幹線道路を離れて海岸沿いのコースへいよいよ本番って
感じ。車では狭くて曲がりくねった道も、自転車だと快適道路に早代わり。由良港をすぎ
て立川峡へ。ここでこの旅1発目の峠、しかも激坂。うーん前に進まねー。しかしそのお
かげで一気に標高を稼ぎ、眼下に広がる青い海。



激坂を登りきったところではなぞの立川峡パラダイスが俺達を迎えてくれました。ここは
かって探ナイでパラダイスシリーズ第1段として紹介されたとか。看板にもでかでかと書
いてありました。その後若干のアップダウンここでは清水さんとかっちゃんの仕掛けあい
。猛烈な勢いで坂を登るふたり。いい足持ってますね。この後、海岸までのダウンヒル
。そこに見えてきたのは永遠と続く南淡海岸道路。これほんまに永遠って感じ。海は峠の
前とは表情を変え、外海の表情。しかし漕いでも漕いでも景色が変わらん。途中は集落ら
しきものもなく、あるのはモンキーセンターくらい。
道も結構荒れててツールの石畳コースもこんな感じかと勝手に想像したり。(そんなわき
ゃないわな)
このあたりから自分のひ弱なケツは悲鳴を上げ始めてきました。うーん痛い。このサンマ
ルコ定価12000円のサドルをもってしても、買値3800円のサイクルパンツをもってしても
、痛いものは痛ーい!!
久しぶりに現れた自販機前で休憩の後、南淡町へ。かっちゃんによると本日の宿の有る福
良までは激坂があるとの事。再び漕ぎ出してまもなく行く手を阻む激坂発見!あまりの激
坂にかトラックの荷台から滑り落ちた発砲スチロールの中から氷とかつおが道路に散乱し
ている!!一生懸命かつおをひろうおっちゃん。手助けしたいがあまりの激坂に途中で止
まる余裕も無くその場を通過。ごめんちゃい。後から来た友君によるとおっちゃんの拾い
忘れたかつおが草むらに転がってたとか・・・。拾ってきたら活造りにかつおのたたきも
加わったかも?
ところがこの激坂さっきかっちゃんの言うとった坂ではないとの事。「なにー!!!」こ
んな坂うっかり忘れるなんて・・・
坂を降ると南淡町市街地。福良まではショートカットコースもあるということだがあえて
海岸沿いへ。そこでやってきました本日のメインイベント。若人の広場前までの登り。超
激坂。もう私なんか道幅一杯に蛇行しなけりゃ登れません。くそー負けるか!これを超え
たら風呂だ!ビールだ!活造りだ!
やっとの事で頂上へ。そしてこのダウンヒルでアクシデント発生!軽快にダウンヒルを楽
しむ神戸さん。ブラインドコーナーの先でガシャっという音!!
ばらばらになった荷物と自転車、そして血だらけの神戸さんが脳裏に浮かぶ。だいじょ
ーぶかー?!死んじゃだめだー!!
ところが30mほどしか離れてなかったのに追い付いてみるともう自転車を起こして立ち直
ってるし。さすが。自転車暦長いだけありますね。とりあえずよかった。でも左ひじには
血がにじんでる様子。淡路にこれなかった高西の怨念か?南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
気を取りなおして福良漁港へ、坂では忘れてるけど平地を走ると襲ってくるケツの痛み
。うーん痛い。立ち漕ぎしたり、ケツずらしたりしてごまかしごまかし走る。道中には過
去小山さん達が泊まったというとみ栄荘もみえました。そして有りました民宿浜福。今日
を象徴するようにやっぱり坂の上。一気に登りきりゴーーーール!!



お世話になる女将さん(若女将?)に案内されて2階へ、2部屋に分かれて荷物をおろし
た後早速風呂へ、風呂では一日気持ち良くかいた汗を洗い流し、浴槽へ。ザバッー 「あ
”ーーーー」やめられまへんなー。日本人で良かったと思う瞬間。
風呂上り少しのんびりした後、お・ま・ち・か・ね。目の前に並ぶ料理の数々。鯛の活造
り、たこの煮物、ぼうぜのから揚げ(これ絶品)、はも鍋、淡路産たまねぎサラダ。
かんぱーい!ごきゅごきゅごきゅっ プハーこのために生きてるね。いつも思うけどビ
ール考えた人はえらい!
走った後のビールに肴、おいしいなぁ、最後には刺身のあらを使ったうしお汁も出てきて
もう最高!






すっかり食べて飲んだ後は部屋でリラックス、14インチのテレビに映し出されるB級映
画を鑑賞しつつ一人また一人と心地よい眠りへと落ちていき、淡路の夜は更けゆくのでし
た。

淡路ツーリング初日編これにて・・・

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