大阪タウンツーリング



2008年12月7日

Text   小山


参加メンバー 総勢3名


今年一番の冷え込みの朝、おっさん3人は大阪あべのばし駅に終結します。
9時過ぎの河内長野行きの準急電車に乗り込み出発です。

滝谷不動駅で電車を下り、スタートします。


走り始めは石川の堤防上の道を行きます。遠くにPLの塔の見えるポイントでパチリ。


やがてサイクリング道に合流し、ロードマップが現れます。コースは東岸の河川敷
を行きます。


今日は今年一番の冷え込みですが、雲ひとつ無い晴れで、無風なので暖かいで
す。ときおりロードレーサーが追い抜いて行きます。


途中、コースは対岸に渡ります。橋はなんとサイクリングコースの専用橋。なかな
かの太っ腹な設計ですが、つくはらも、蒜山もコース途中にサイクリング
コース専
用の橋があり、どれも立派です。


橋の上ではローディーがたむろしています。きっとこの近辺のショップかチームの集い
の場となっているのかもしれません。
西岸の河川敷を進んでいくと、一風変わった外観
の橋が見えてきます。玉手橋
です。


この橋は、西岸にある近鉄の道明寺駅から、東岸の玉手遊園地へ向かうために

架けられた橋らしく、登録有形文化財になっています。


床は歪んでいますが現役で、地元の方が次々と自転車で走りぬけて行きます。


床の歪みがわかるでしょうか。


橋は写真のようなフックでぶら下がっています。


しばし橋を鑑賞し、先へ進みます。やがて大和川と合流。ここで西向に方向転換す
ると共に、サイクリングロードは専用橋で、対岸の北岸へと
渡ります。ここからは、
北岸の堤防上をひたすら西進します。南岸の河川敷は広く
サイクリングロードも作
れそうですが、北岸の河川敷は狭く、サイクリ
ングロードもずっと堤防上です。この
付近の大和川の堤防は高く、ビル
の4Fぐらいありそうです。この付近、単調すぎ
て写真がありませぬ。
淡々と進んでいると、いつのまにやらサイクリングロードも終
わり、堤防の下に廃止になった
貨物線が平行し始めます。

行基大橋で堤防を下り、街中の道を西進します。やがて沿道の建物の高さが高く
なり、太陽にあまり当たらなく寒く感じ始めた頃、地下鉄あび
こ駅界隈に飛び出し
ます。

おっさん3人でファミレスで昼食休憩のあと更に西進し、阪堺線にぶつかります。


線路沿いに進みたいところですが、道がなく一旦離れます。小道を走り継ぎ、広い
通りに出るところで、線路の方も道路のど真ん中に飛び出し
てきました。


ちなみにここは大阪市内、電車の右側の森は住吉大社です。ここで、おっさん3人
でお参りです。


橋の上では、お宮参りのファミリーが記念撮影をしています。本殿へと進むと、巫女さ
んに、新郎新婦が。


参拝の後は、路面電車と共に北上します。


しかし道幅が足りないのか北行き車線は充分なスペースがなくなります。さすがに
これだけ狭くなると、電停(一段高くなっている停留
場)も作れず線だけになります。


ちなみに電車の横の白線部分が停留場です。電車はここで扉を開けています。しか
し、こんなところで電車を待つな
んて命がけですね。

塚西交差点で進路を西に取ります。どんどん西に進み、今度は進路を再び北に取り、
新木津川大橋を渡ります。


水面からの高さが50mもあるため、なかなか頂上に辿りつきません。橋の上からは、
中山製鋼の製鉄所が見えます。


遠くに、なみはや大橋も見えています。


橋の北側は、3重のループ橋で一気に下っています。次に目指すは、渡船です。
第1弾は鶴町渡船です。


到着と同時に船がやってきました。無料です。ここは水路の幅が狭いので、すぐに
反対側に到着。
日曜日のためか、乗客は我々3人+1名でした。
対岸の乗り場でじっくりと観察します。15分毎の
運行です。



次にやってきたのは、チャリで10分弱の距離にある千歳渡船場。

 

ここは千歳大橋がかかっており、歩道も付いてきますが、橋が高いためか並行して
渡船も運行されています。



反対側より船が到着します。乗り降りが終わるとすぐに出航します。
今回も、我々3名 + 1名でした。



これまた、あっという間に終わり、次は甚兵衛渡船を目指します。



乗船の列に並んでいると、小学生の集団がやってきました。しかも全員自転車。
乗り切れるのだろか。仮に乗れても浸水しないのか?



結局、全員は乗り切れず出航。我々を対岸に送り届けると、すぐさま戻り、2往復
目がやってきました。休日昼間の渡船は15分または20分サイクルで基本的には
空いているようですが、混雑時は臨機応変に増便があるようです。



もう一渡船クリアーしようと天保山を目指します。
順調に渡船場近くまできたところで、本物の天保山に上ります。



海沿いのちょっとだけ高くなった部分にそれはあります。
あまりにあっけないので、こんなもので強調してあります。



が、この寄り道&渡船の時間の認識ミスで船が行ってしまいました。
次の便は20分後。積み残しらしきお客さんもいないので、2往復目も期待できま
せん。通常なら待てば良いのですが、20分待つ間に日が暮れそうです。

この20分を惜しみ、天保山の渡船は諦め、九条のトンネルを目指します。
だんだん暮れていく中、九条を急ぎ目指していると、なんか鉄腕ダッシュみたいに
なってきます。
・・と言う程もなく、九条到着。実際には弁天町のサイクルショップ タニムラ に寄
り道しています。



ここは安治川の川底をくぐる安治川トンネルです。エレベーターで自転車ごと地下
まで運んでくれます。



反対側のエレベーターで地上に運ばれると、もうそこは西九条。ちなみに、現在は
歩行者とチャリのみ通れますが、車用のエレベーターに、川底には車道もあり、か
つては車も通れたそうです。一度通ってみたかったものです。



西九条に到着するころにはすっかり夕暮れ。おっさん達の長い1日も終わりです。



西九条駅で解散となりました。本日の大阪での走行距離は、約50kmでした。

ちなみに渡船エリアのマップは、このようになっています。







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