蒜山&大山ツーリング


2006年7月15日〜16日

<2006年7月15日> 蒜山高原自転車道

今日のターゲットは、蒜山高原自転車道。何年か前に蒜山に来た際は整備中だったのですが、いつのまにか完成していた
ようです。コース中にある、国民休暇村と、道の駅「蒜山高原」には、レンタサイクルもあり、蒜山の新たなレジャーの目玉に
しようとしているのかもしれません。それにしても、「片鉄ロマン街道」、児島の 「風の道」と整備された本格的なサイクリング
コースの揃う岡山県は、うらやましい限りです。
曇空の下、道の駅に車をおき、時計回りで出発します。


道の駅でのスタート前 コースマップ。赤とピンクの太字部分が自転車道。赤コースの真中付近の道の駅
「蒜山高原」からスタート。


初めのうちは、車道に並行する自転車道で、東向きにスタート。ときおり農道との交差がありますが、木々で見通しが良くないので
注意が必要です。
見通しや道幅、交差を考えると、この付近は25km/hぐらいまでに抑えたほうが良さそう。でもコースはよく整備されています。
やがて、南向きになり、下り基調に。どんどん下っていきます。

まずは東向きに、ゆるいアップダウンを繰り返します。  南向きになると下り基調に。


旭川まで下ると、川を渡って西向きになります。

コース脇にあるガイドマップ 旭川を渡る橋。立派な橋ですが、サイクリング道専用の橋
です。


川を渡ると、コース幅も広く見通しも良くなりなり、高速コースとなります。
ここまで非常によく整備されており、コースに迷うことなくやってきましたが、やがて標識が現れ、ちょっとわかりにくいポイントが現れます。

専用道がなくなってすぐに、
上記の標識が現れます。
矢印に従い、左に入ります。
左に入ると、すぐに分岐が見えます。道幅は
右の方が広く感覚で走ると右へ行ってしまい
ます。
しかし、分岐手前の地面をよく見ると、左を指す
矢印が。


左の道はこんな狭く、矢印が無ければ、まず
進入しないでしょう。
しばらくは狭く、これで合っているのかなと
いった感じます。
やがて、急に道幅が広がり、専用道になります。


狭小区間を抜けると、平原の中を一直線に抜ける、見通しの良い高速コースが現れます。

ちなみに、先ほどの分岐を右へ行っても、数キロ先で自転道に復帰できます。
(見事に間違えました。しゃくにさわるので、引き返して確認しました。下の写真の高速コース往復しました。
 だからこれだけ詳しい写真があるのです。  以上)

幅の広い立派な専用道です。隣の農道と同じぐらいの
道幅があります。
途中の風景もまずまずです。


専用道が一般道にぶつかると、左下の標識があります。一般道を右へ200mほど走ると次の交差点に、棒だけの標識が立って
います。T字型の標識だったようですが、上の部分が無く、ここで左折か、更に直進か悩ましいところです。残っている部分が微妙
に左方向に向いているので、とりあえず左折すると、道路にサイクリング道を示す緑のマークが一箇所だけありました。なんの変哲
も無い道ですが、コースの一部のようです。
道は、酪農大学校の横を通り、上りになります。途中、分岐していく道がありますが、標識はなく、またコースを示す路上のマークも、
1回あっただけで、この付近は、音沙汰なしです。とりあえず直進を続けると、どんどん上りになり、やがて頂上付近になり、今度は
道が下っています。
しかし、ここが自転道だという印は何も無く、また、ここまでで、このコースでは一番きつい勾配だったので、この道で合っているのか
心配になります。
この先、下っているので、これを下って良いものか思案していると、反対側から家族ずれが、レンタサイクルらしき自転車で登ってき
ました。
サイクリングコースで合っているのか聞くと、彼らも迷っているとの事。間違えて引き返してきたのかと思いましたが、我々と逆向きに
コースを走ってきたとのことで、お互い「めでたし、めでたし」となりました。互いに走ってきたコースの分岐での注意情報を交換し、別
れました。この付近、一般道とはいえ、合っているのか不安になる距離なので、標識ぐらいは欲しいところです。
コース全体では、この区間だけ未整備区間のようです。

この標識は左。 この棒が現れたら
左折。
一般道区間を下ると、「川沿いの道へ」と、すれ違った
ファミリーからの情報。


未整備区間から下り、道を渡ると川沿いの道へ入ります。写真はありませんが、このポイントはバカでかい標識があるので、
まず間違わないと思います。全体的には非常に整備され、標識も親切なぐらいあるのですが、先ほどの区間だけが、ぽっかり
抜け落ちています。

川沿いのコースを道なりに進むと、蒜山の入り口とでも言うべき交差点で国道482号線を渡ります。
この交差点を渡ったあとがちょっとわかりににくいですが、基本的には、渡った後も川沿いです。
ここの交差点、渡ったあと、どちらに進むかちょっと迷いましたが、たしかガソリンスタンド横の道を進むと、川沿いに戻ったような・・・
ここも自転車道を示す路上のマークが目印です。

国道を渡ると、中央分離帯?付きのコースに。 国民休暇村に向けてゆるやかに上っていきます。


川沿いから、林の中の区間へと変わります。 国民休暇村前の牧場前の区間です。以前は、蒜山と言えば、
この辺のことと思ってましたが、今回のサイクリングで、蒜山と
認識するエリアが大幅に広がったように思います。


国民休暇村前の、いわゆる「蒜山の顔」ともいえるエリアに到着。以前は、蒜山と言えば、ここしか無かったような。初めて来たときは、
真夏にもかかわらず、夜は涼しくてよく眠れ、夏の疲れが取れたことを思い出します。それ以来、蒜山は夏というイメージが。
ここのレストハウスでソフトクリームを食べ、ラストスパート。ここからは、東向きに緩やかなアップダウンを繰り返す、5kmほどのコースです。

途中、景色の良い展望ポイントで休憩。 道の駅に向け、ラストスパート。


基点の、道の駅「蒜山高原」に到着。
コース中、道の駅「蒜山高原」が一番標高の高いところにあるようです。コース後半を下り基調にしたい場合は、蒜山ICを
出てすぐの、道の駅「風の家」を基点にして、反時計周り(今回のレポートの反対周り)にすると良いでしょう。
コースの全長は、28.9km説と、35.2km説がありますが、距離を測っていなかったので、わからないまま終わりました。


宿泊は、国民休暇村大山鏡ケ成へ。下記と言いたいところですが、旧館のロッジに泊まります。写真にマウスを合わせてく
ださい。ちなみに夕食はジンギスカンで、1泊2食で、5,250円。部屋にエアコンは無いけど。家族連れや、合宿の学生が
泊まってました。

 


1日目は無事終了。2日目へ



<2006年7月16日> 大山

翌日は待望の大山ツーリング。中腹の環状道路を走ろうという計画。とはいえ子供もいっしょなので、勾配区間は避け、
鐘掛峠まで車で移動してスタートします。

まずは、鐘掛峠で。
ここから、大野池を経由して、大山
北麓の赤崎を目指す予定。


周辺は、すごい霧と湿気です。
サングラスがやたら曇ります。


桝水高原の付近は、スキーのゲレンデがある関係で、150mほど下がって、また上がっています。
しかし地図を見ると、等高線にそうような小径がショートカットしています。このルートを通って、アップ
ダウンの軽減を図ります。

ショートカットコースは、横手道という
名称でした。
左が車道。正面が横手道。


横手道に入るとすぐに、未舗装になりました。ゆっくり乗って行こうとしましたが、ロードでは
無理でした。結果的に30分以上、横手道を押して歩くことになりました。山の地図を見ると、
歩きで約40分と記されており、本来行くべきではなかったのでしょうが、小雨がぱらついて
おり、地図を濡らしたく無いがために、確認しなかったのがまずかったです。
(車道を走っていても、子供同伴で約150mの上りでは、同じぐらいかかっていたかもしれな
いですが)

桝水高原の上に出てきました。
展望が開けます。
車道経由だと、一旦、下に見えている建物付近まで
下り、また上がってきます。


桝水高原を後にして、車道に出るまで、20分ぐらい歩いたと思います。
ようやく待望の車道に合流し、乗り始めたところで、急激に雨脚が強くなってきました。
しばらく木陰に退避しますが、更に雨脚は強くなり、木の下にいても、ずぶ濡れです。
こうなったら、嫁さん達の乗った車が先行する大野池まで強行突破するしかありません。
豪雨に近い中、自転車に跨ります。幸い下り基調なので、すぐに大山寺付近に到着。
しかしここからが難関です。大野池へは結構な下り勾配を下っていく必要があるのですが、
わたしのチャリは、ブレーキを引きっぱなしでも、止まらずに下っていきます。
平地なら止まれそうですが、下り勾配上では止まれそうにありません。
途中の分岐点では幸い対向車も無く、曲がりきることができました。待ち合わせ場所らしき
大野池のホテル前は、急な勾配上なので止まれず、一旦平地まで下って、引き返します。
ようやく落ち合い、本日のツーリングは、雨天コールドで中止となりました。
全身ずぶぬれで、全部着替えました。靴下は絞ると、大量に水が絞れるし、靴の中は水が
溜まっていました。
でも、これでまた来る口実ができたかも。

ちなみに、大山では、FOMAは全く使い物になりませんでした。

車で大山を下っていると、道路を横断する集団のために規制しています。見るとチャリに乗っ
たレーサーが次々にやってきます。公道でロードレースをやっているようです。

弓ヶ浜にて大山を見ると、中腹に雲がかかっています。ちょうどあの中を走っていたのでしょう。



その後、今度はマラソンランナーが道を併走し始めました。道路脇の看板を見ると、皆生温泉
トライアスロン
とありました。帰ってHPを見ると、日本でのトライアスロン発祥の地とか。
あの天候の中での競技は、選手も、運営側も大変だった事でしょう。

蒜山のサイクリングコースは、家族旅行に乗じて、子供と乗るのに丁度良いコースです。
子供さんが小さければ、休暇村<>道の駅間の5km程だけ乗るとでも良いのでは。

大山は、コンディションの良いときに、再挑戦したいと思います。その際は、ブレーキも強化した
上で。

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