ツールド豊岡2004(往路)

今年で3年目!もはや恒例行事と言ってしまってもよいでしょう。
初年は豊岡に自転車で行けた事を喜び、2年目は往復できたことに事に感激し
今年はいったい何に感動するんだ!?
そんなわくわくした気分で当日を向かえ・・・
たかったんですが、僕なんか例年以上の仕事の忙しさゆえ
(もう言い訳にしか聞こえないと思いますけど)
走りこみも出来ていなく、体の準備だけでなく自転車も出来ていなく、
当日朝4:30におきて起床してキャリアつけたりライトつけたりペダル変えたり
着替えを用意したり、
もう「ジタバタ」いやちがう「どたばた」でした。
ようやく準備完了しかかったころに神戸さん到着。
それからもコンタクト入ってないことに気づいて入れに帰ったりと、
出発予定時刻の6:30はとっくに過ぎてしまいました。
6:50ごろようやくスタート。
ちなみに今日明日の天気予想は晴れ。記録的猛暑の今年の夏、この暑さが今年の感
動を呼ぶのか?!
7:15山本家到着。
そこには参加の危ぶまれた高西君の姿が。



仕事の都合、今年の参加はあきらメールが来ていたのは一週間前。
聞くところによると急に仕事を手助けしてくれる救世主があらわれたとのこと。
やはりきみはついてるよ!日ごろの行いの成果?、それともそういう星の元に生ま
れたのか?
まっそんなことは置いといて、一緒に今年も走れることを喜ぼう!
すくすくと育った山本家の愛娘夏輪ちゃんと母紀ちゃんに見送られ
チームウェアできめた神戸、高西、山本、大字はいざ豊岡へ「いってきまー
す」「まってろよビール!」
いやほんまにそんな気にさせてくれるほどこのイベントで飲むビールのうまいの何の。
4人の今年の装備は神戸&大字のロード組、高西&山本のMTBスリック組に分かれま
した。
神戸&大字は昨年軽快に飛ばしていた高西よりの「ロードの方が楽」という一言に
期待しての機材選択です。
まず十万辻峠へ。頂上手前ではお決まりのように自主トレのローディーに抜かれます。
しかし荷物をつけたロードは重い!ギヤが足らない!
高西は「やっぱりMTBにスリックの方が楽かも?」と早くも寝返り状態。
しかし頂上トンネルを超え下りに入ると重量の増したロードは進む進む。
この落差がたまらんね!(でもブレーキングには要注意!明らかに制動距離が伸び
てます。)
西谷農協前の交差点で休憩。ここまだ宝塚市内ですよ。
カラフルなジタバタウェアを花と勘違いしたのか蜂の強襲を受け出発。
アップダウンを繰り返し青野ダム横を通過。神戸さんは無人販売から神の水(石川
県産)を購入。旅の無事を祈ります?
176号に出るところの交差点のミニストップにて休憩。



昨年柏原-福知山間でミニストップに助けられて依頼すっかりミニストップファン。
その他のコンビニには目もくれずです。
このころには気温も上昇。でも曇りのせいか昨年よりだいぶ涼しいです。
休憩所のエアコンでクールダウンしていざ176号へ。
車に注意しながら篠山口までこぎ進みます。
ここにもミニストップ発見!いつもの篠山口駅は通過です。
30分しか走ってませんが休憩です。3度目。
うーん前に進んでないような。でも鐘が坂峠を超えるためにはエネルギーを補給し
ないとね。
そしていよいよ2つ目の峠鐘が坂に。走りだして15分、峠手前にミニストップ
が!!
でもさすがにストップするわけにはいかんので、通過。
MTB組は先行します。これ装備の違いでなく脚力の違いですかね?
上りきってライトON。トンネルを超え本道を下ります。びゅーーん、60km/hは出
ますね。
降りきって柏原の駅にて12:00。予定では青垣あたりでお昼のはずだったです
が・・・。
駅のレストランで昼食。そこはここのご子息と思われる子供が夏休みの宿題をして
いたり、
カウンターの上はおもちゃが散乱していたりでアットホームな雰囲気を超過して、
よその家のリビングにお邪魔してご飯を食べるような錯覚に陥りました。
カレーうどんや冷やし中華などの軽食系を注文する中、神戸さんのみ「通勤快
食」大盛り。
焼肉&から揚げ&テンコ盛りご飯&オロナミンC!!
迫力です。
ところで今日は強い味方が現れるはず。
豊岡からはるばる岳ちゃんがサポートのため迎えに来てくれているとか。
メールによるとこのあたり(柏原)まで来ているとのこと。
駅では見つけられず青垣に向けて出発!
午後ともなると暑さも本番。疲れます。
氷上を越えたところで岳二発見。
道の駅青垣で落ち合うことにして、漕ぎ進みます。



道の駅到着。お決まりの東屋で用意してくれたアクエリアスと氷で体を冷却。



そうこうしていると雲行きが怪しい。
ピカッゴロゴロッ落雷&スコール。さっきまで暑かったのに肌寒いくらいの気温に
急変。



雨が小降りになったのを見計らって最後の難所 遠阪峠に向かいます。
おや自転車が軽ーーい!
って当たり前、岳ちゃんのサポートカーに荷物を預けたのでありました。
「いつでもリタイヤできる」そんな安心感を胸に峠へ。
安心感はあっても脚は回らず。私はひとり遅れて峠を登ります。
どんなに遅くても脚だけは着くもんか!
「これを登ればあとは平坦路」「これを登れば但馬」「これを登ればビール」
念仏のように唱えながら頂上へ!やったービール!
くだり途中、一昨年高西君がクラッシュした東屋で小休止。次は養父駅で落ち合う
約束をして岳ちゃんと別れます。
ここからは下り基調で和田山町内に。町内からは国道を避け、車の少ない旧道を通
ります。
このあたり先程の夕立のせいかとっても涼しく快適。快適すぎて逆に夜のビールの
味が心配になるくらいです。
養父駅到着。ここまでサポートしてくれた岳ちゃんとは、また夜の部にて合流する
ことにしてお別れです。ありがとう!
預けていた荷物を自転車に付け直し出発。じっ自転車が重い!
太陽も傾いてきて、夕立のおかげで気温も低く、ここまでのスローペースを解消す
べく豊岡までノンストップで飛ばします。
日高町内を通過、円山川を渡り、植村直己の故郷上之郷を超えるとそこは豊岡で
す。
ゴールまで後数キロ。徐々にペースが上がります。
出石川を越える最後の登り、みんながいっせいに仕掛けます。どりゃー!!
もう子供と一緒。みんないい歳した大人なんだから・・・。
そして3回目の往路ゴーーーール!
ではお楽しみの温泉へLet's GO!
ことしはいつもの公共の温泉(200円也)でなく、民間の温泉へ。
こちらも300円で結構リーズナブルでした。その上露天風呂もあり結構広い。
来年からはこっちかな?
さぶーーん。うーん最高。
ここまでで昨年までのレポートとの違いに気づいた方、あなた通やね。
そう尻痛の話が出てきていない。
ロードのおかげか、前上がりにしたシートポジションのおかげか、はたまた鍛え抜
かれた尻皮のおかげか(これはないな)
まったくではないが、ことしのツールは尻痛が少なかった。これはめっけもんでし
た。
温泉を上がった後はお楽しみのツールド豊岡夜の部、ビールへ。
昨年のような待ち時間も無く入店。
とりあえず生中いや大。
そして出てきたキンキンに冷えた生ビール。では今年も無事にたどり着けたことに
感謝し「かんぱーーい」
旧友たちも参加しにぎやかに豊岡の夜はふけて行くのでありました。

2004.8.7  豊岡往路  by 大字



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