ツールド豊岡2003(往路)

8/2,3の土日を利用し、ZITABATA宝塚支部+ゲスト神戸さんの4名でツールド豊岡行ってき
ました。
そもそもこのツールド豊岡、昨年帰省をかねてZITABATA宝塚支部高西、山本、大字の3名
で行ったのですが、
内1名だけ往復した高西氏の復路のレポートが、抱腹絶倒もの、いや失礼感動ものだった
ため今年は初めから往復で計画しました。
往復270km以上を一泊二日(含む6峠越え)のハードな計画だったためか?参加者は4名
となりました。

8/2,3はぐずぐずとした長ーい梅雨がやっと終わった初めての夏晴れ!天気予報も今年
1番の暑さを予想していました。
6:30仁川駅ロータリーで神戸、大字が合流。車を大字家に止め、7時前出発です。
神戸、大字とも270kmに備え、MTBにスリックです。
神戸号のハンドル周りはこのツールド豊岡に備え、これ以上つけるものはないくらいの装
備で固められていました。
総重量20kg超でしょうか?
宝塚市街地を抜け、山本家に向かいます。7時だというのに宝塚代劇場の前は塚ファンが
列を作っていました。
山本家にて山本、高西と合流。
山本は九州横断仕様のMTBで、高西はひとりロードでこの旅に望みます。
(いやー俺も最初ロードで行ったろ!と思ってましたが39T×25Tで峠を登る自信がなく
てびびっちゃいました。)

 

 

さあ4人そろったところで、いきなしの十万辻峠アタック!
ここ登っていると去年のツールド豊岡を思い出します。去年のツールド豊岡、初めての長
距離にびびったり、感動したりだったなぁ・・・。
しかし去年より明らかに暑い!しかし去年より明らかに足どりは軽い!
トンネルを抜け第一関門突破で休憩。しばらくは下り基調の走りなれた道を切畑→西谷
→千刈→青野ダムと漕ぎ進みます。
ダム湖畔のいつもの公園で小休止。神戸さんの魔法の粉談議に花を咲かせたあと出発。
176号線に合流してからは右脇を通過する車に気をつけながら進みます。
頭上に舞鶴道の高架橋が見えるころになるといつものようにケツ痛が始まります。
JR篠山口駅にて休憩&栄養補給。気温もだいぶ上がってきて、暑さのために疲れも出て
きました。
でも残りは100km弱、疲れている場合ではないのです。


 

栄養補給して臨むは鐘が坂峠。だらだら登りで神戸、大字は遅れ気味。山本、高西が先行
します。
頂上トンネル、この日に備え装着したテールライトを点滅させ、一気に通過。
出口で一息ついた後は柏原までのダウンヒル。市街地を抜けて昨年は左折した水分(みず
わかれ)交差点を直進します。
往復同じ道では面白くないと、今日の往路は福知山を経由します。明日は遠阪を越えてこ
こに帰ってくる予定。
はたして無事に帰ってこれるでしょうか?
時刻はもう12:00。昼飯を福知山の王将と定め一気に福知山まで!とおもったものの
柏原、福知山間の遠いこと。気温もぐんぐん上昇し、若干意識も遠のいてきました。「ア
カン」
次のコンビニが見えたら入ろうと決め、見えてきました小比賀さん一押しのミニストップ

地獄に仏とはまさにこのこと。ミニストップの休憩コーナーでクールダウン。トイレで頭
から水をかぶり、意識が戻ってきました。
太陽に照らされた神戸さんのメーター読みで気温は37℃!!
王将の餃子を目標に再出発。福知山の手前には小さな峠があり、降りきって9号線に合流
する手前で山本くんが手を上げます。
パンク発生。とにかく影にということで近くのコインランドリーの軒を借りて修理です。
3cm程の針金みたいなのが刺さってました。
コインランドリーのおばちゃんにお礼を言い、お別れです。
ここから王将まではほんの数キロ、福知山城の脇を抜けJR福知山駅の前をとおり、王将
へ。
焼きそば、餃子などがいつもより数倍うまい!ビールをゴキュっといきたいところですが
、今日の夜のお楽しみのためにぐっと我慢です。
飯の後は今日3つ目、いや4つ目の峠、登尾峠越えに挑戦。
由良川をこえ左折、3kmほどして信号を右折、426号に入ると同時に登り坂の始まりで
す。
ここまでで110km超の走行。俺の足はすっかり売り切れ、とても峠を越えれるとは思いま
せん。
しかし、高西、神戸さんが腰を後押ししてくれます。登らねばーーー!
途中の道の駅みたけで休憩、さらにもう一回の休憩をして何とか頂上トンネルに到着。
でもこのトンネルできたのって3,4年前なのです。もしトンネルがなかったら標高にして
あと100mくらいは登らなくてはいけないところでした。
トンネルありがたや。
トンネルを抜けるとそこは但馬。但東町から出石までの20km弱はナガーイ下り基調。こ
こで足が多少回復できました。
出石の市街地を抜けたころには空には傾く太陽。予定では4時ごろに着くはずが、もうと
っくに時間は過ぎています。
赤く輝く太陽を左に見て出石から豊岡までの堤防の上の道を飛ばします。
先頭山本、飛ばす飛ばす。150kmを走ってきてこの30km/h超の速度はすごい。
いつものごとく大字がちぎれそうになりますが、神戸さんが腰を後押し、許してくれませ
ん。「うおーーーー」
高西がサングラスを落としたきっかけで、スピードダウンでき、後の2kmほどはクールダ
ウンをかねてゆっくり漕ぎ進みます。
そしていよいよ「豊岡市」に到着しました。大字実家にゴーーーーール!155km完走
4名は早速車に乗り換え出石の乙女の湯に直行。300円なりで今日の疲れを洗い流します

ドボーン、ザブーン、あーーーーたまらん。
後はお楽しみのビール。しかし予定より遅れたことで今日宝塚に輪行にてかえる山本君の
最終電車時間が近づいてきてしまいました。
JR豊岡駅に山本君を送った後、残りの3名は飲み屋に直行します。
カンパーイ!ゴキュッゴキュッゴキュップハーー。五臓六腑に染み渡ります。

 

このために走ってきたのよね。満足。
しかし旅はこれで終わりじゃないのよ。まだ半分。
明日のためにも栄養補給に勤めます。
明日の天気予報も快晴!今日以上の気温とのこと。輪行で帰ろうか?いや明日もがんばる
ぞ!
ちょうどこの日は豊岡の夏祭り。夜空に打ちあがる花火が今日の旅を祝福し、明日の旅を
後押ししてくれているようでした。

ツールド豊岡復路レポートに続く。




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