百丈岩、生野高原住宅周辺MTBツーリング



2008年3月2日

Text   小山


参加メンバー 小比賀、小山、O本さん、F原さん

MAP


今日は、ゲストとして、O本さん、F原さんが参加。いつものコースから百丈岩を
目指します。途中、ヘルメットを被ったMTBカーらしき人が徒歩で反対側から現
れます。歩いてコースを探しているのかと思いましたが、チャリは見当たらず。

まずは、お決まりの百丈岩の上で記念写真。



静の池に向かいます。乗り乗りのコースを進んでいると、またしてもMTBカー
ルックスの方に遭遇。やはりMTBはなし。謎です。
静の池より、乗り納めの際に通った池沿いのコースに進路を取ります。途中より
新ルートに入ります。山腹を巻くような道で、ほぼ水平に続きます。
コース的には、倒木があったりするので、乗ったり、乗れなかったりのレベルで
す。このコース、先客がいるようで、ずっとMTBらしき轍が残っています。
やがて、水の音が聞こえ始め、川沿いとなったようです。川とはまだかなり高低
差があるようで、水面は見えませんが、地図には滝(百間滝)の存在が記されて
いるのと、川の両側は等高線が詰まっているので、結構険しい渓流なのかもしれ
ません。
やがて、生野ダムが見えてきますが、ダムを前にして道が谷底に向かって急激に
下り始めます。ダム湖の反対側に渡る必要がありダムの上を通過したいので、こ
れはまずいです。チャリを置き周辺を探索すると、10mほど上を平行して水平
道があります。この道をダムと反対方向へ戻ってみると、斜面を上がっています。
方向から察するに、初乗りの際に、「ダム湖の方へ下っているから」という理由
で、途中で探索を止めてコースの続きではないでしょうか。
このコースへMTBを持ち上げ、ダム湖の方へ進みむと、ドンピシャでダムへ。
ダム湖沿いに更に道は続いていますが、この先は、初乗りの際のコースに合流し、
最後は道がなくなるのがわかっているのと、水沿いの道は苦手のパス。迷わず、
ダムの上を横切り、対岸を目指します。
ダム湖の水は濁っていたような気がするのですが、気色悪いのであまりよく見て
いません。
対岸の上には、別荘地のような宅地が広がっており、ここを目指しますが、ダム
湖反対側にはゲートが。辛うじてすり抜けるスペースが横にあるので、バケツリ
レーでMTBを渡し、脱出を図ります。




対岸は生野高原住宅というエリアらしく、ゆったりとした一戸建て中心の別荘地
のようなところです。いわゆるプレハブのような、規格品の住宅は殆どなく、注
文建築らしき住宅が並んでいますが、場所が不便なためか、空き地も多いです。
かつては家が建っていたらしき空き地もあり、買い手がつかないのでしょう。不
便な代わり、とても静かで、夏は涼しそうです。でも、どこに通うにしても、通
勤、通学は大変そう。などと考えながら、生野の住宅地の坂道を登っていきます。
ちなみに、ネットで検索すると、「神戸の軽井沢」などと書かれていますが、私
は初耳です。なんとここは神戸市内なのです。「生野高原住宅は、昭和44年に別
荘地として造成・分譲され、その後、住民の定住化が進み、現在、約400戸が定
住している。」ともあります。また、あるサイトには、「北区の生野高原住宅に
公共下水道を整備すること。」ともあります。と言うことは下水道が来ていない?
さきほどの生野ダム湖の水が濁っていたのも、下水道がないためらしく、「地区
から汚水が排出される百間滝川の水質汚濁が著しいこと」ともあります。「地区
内人口が1000人を超えれば、集中浄化槽(コミュニティプラント)を建設する」
旨の誓約書が開発事業者から提出されているそうですが、1,000人を超えて
いるのに整備していないそうです。
電話は、神戸078ではなく、宝塚0797。調べれば、調べるほど、びっくりが連続
の「生野高原住宅」。「神戸の軽井沢」というよりは、「神戸のミステリーゾー
ン」か。神戸市もまだまだ広いですね。
相場の方は、坪単価5.89万円で、84.9坪の宅地が、500万円とか。J
R福知山線 西宮名塩駅バス15分  船坂橋下車  停歩30分 だそうです。

生野地区の最高穂まで上り、そこから、初乗りに使ったコースへと向かいます。
まずは、前回の昼食広場に立ち寄り、昼飯にします。コンロで湯を沸かし、カッ
プラーメンにお湯を注ぎますが、Oさん、Fさんが珍しそうに見ています。欲し
くなってきたかな?ちなみに、「猪罠あり注意」は無くなっていたような。

お腹がふくれたところで、本日のメインイベント、乗り乗りコースへ発進です。
ここからは、乗り初めで通ったルート。まずは、静の池に向かいます。
よく整備された山道といった感じで、障害物が殆ど無く、またアップダウンのあ
るところも、道の部分のみが堤のようになっていて、平坦になるように施されて
います。いったい、いつの時代に、誰がこのように整備したのか不思議です。も
しかしたら、ここも古道なのかもしれません。今でこそ、道(国道176号)は
川沿いに平坦に造られていますが、重機の無かった昔は川沿いに道を造るのは難
しかったようで、100年ほど前は、ここがメインルートで、荷車とかが通って
いたのかもしれません。(全くの想像です)


適度にガレておるところがあり、これがまたコースがイージーになりすぎず、ち
ょうど良い湯加減といった感じです。
楽しい区間は進捗も早く、あっと言う間に静の池です。

ここから、池の堰堤を渡り、地図には載っていない道場へのルートへ針路を取り
ます。道場駅に向かって高度を下げて行く分、今までのコースよりガレた部分や、
勾配が大きくなりますが、それでも、おもしろい。どんどん高度を下げて行きま
すが、楽しさは最後まで続きます。やがて舗装路が見え終了。

まだ、2時になってませんが、お二人は十分に堪能されたようなので、今日はこ
こまでで、コーヒーでも買いに駅に向かいます。

駅前に着くと、O本さん、F原さんは2人揃って自販機でカップラーメンを購入
し、すすり始めます。昼食時に興味を持っていたのは、コンロの方ではなく、カ
ップラーメンの方だったようです。

のんびりと、千刈ダム駐車場へ向かいますが、チャリがドロドロ。どうしようか
と思案していると、F原さんが、川に下りチャリを洗ってきました。我々も真似
て川で洗車します。割と簡単に川に降りられるので、これからは、千刈ではチャ
リが洗えそうです。

今日のコース、ダムのゲートの突破が無ければ、良い周回コースになるのにと、
ネット上の地図を見ていると、生野ダムのダム湖には、これを渡る橋があるよう
です。
これを使えば、ダム上を渡らなくても、ダム湖沿いに進み、橋を渡って反対側に
渡れるかもしれません。
YAHOOと、GOOGLEの地図には、橋が記されており、航空写真にも写っ
ています。但し、ゲートの有無等まではわかりませんが。

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