2007年乗り納め 千刈ダム東丘陵&百丈岩周辺



2007年12月30日

Text   koyama

昨年の乗り納めは、千刈ダム東丘陵&百丈岩方面へ行ってきました。
朝起きると、道路は濡れていましたが、雨は上がっており、天気予報
に出ていた「雪だるまマーク」の影響もなく、無事、千刈ダム駐車場
に到着。
9時前になると、いつものごとく、吉永さんよりTEL。
また遅刻かと思いつつ電話に出ると、
「今、起きたは。まだ家や」
「ほな、昼から参加しいや」
「そんな、遠いとこ行けるかいや。雨でグチュグチュやろし。」
前回は寝坊ながら、遅れてやってきましたが、今回は完全にその気も
なし。裏切り納めのようです。

輪行の小比賀さんと、自走の山本君が走ってくるのが見えます。
ここで、Tさんに今日のMTBツーリングは実施の旨を密かに伝えま
す。

千刈ダム東丘陵はぬかるんではいましたが、いつもの尾根の乗り乗り
は変わらずで、昼前に駐車場へ帰還。

 

天気予報に反し、晴れています。日差しが暖かい。しかし、風は強く
道路の端っこの壁にへばりついて昼食を摂ります。
お湯が沸き、カップラーメンを食べ始めたころに、1台の車が駐車場
へ高速で突っ込んできます。車はインプレッサ。
「たっ、高西」と山本君がつぶやきます。
本日のスペシャルゲストの高西君が到着。浜坂から2時間30分かけ
てやって来たとか。



みんなに驚いてもらおうと密かに連絡を取り合っていたのですが、大
字さんは帰省の関係で参加できず、吉永さんは裏切り、小比賀さんだ
けには事前にお伝えしていたので、結局サプライズは山本君だけとな
り、せっかくの企画もやや不発か。

昼からは、第2ステージの百丈岩へ。住宅地の裏手の小道より百丈岩
裏ルートへ進入。入り口には何の目印も無く、前回発見に手間取った
取り付きです。ちょっと登って下ると、川沿いのルートに合流。ここ
から川に沿って遡ります。初めのうちは乗れますが、やがてガレ始め、
勾配も急になり押しモードに入ります。
20分ほどがんばって登ると、尾根道に合流。どちらの方向へもフラ
ットな道が続きます。ちなみにこの合流地点には、我々が上ってきた
ルートに「道場駅」と記された標識があります。本来なら上り口に欲
しいところ。

尾根道との合流ポイントにて



進路を右に取り、百丈岩方面へ。緩やかなアップダウンはありますが、
乗車率約80%、時間にして約5分で百丈岩へ到着。自転車を置いて
百丈岩の上へ歩いていきますが、すごい高度感。しかも風が強く、長
居できません。

百丈岩にて。ちなみにこの上にいます




百丈岩の手前に戻り、しばし休憩。高度感と眺望を堪能した後は、来
た道を引き返し、先ほどの分岐も通過し奥へと進みます。分岐から3
分ほどで、静ノ池に到着。以前ここまで一人で来た時は、曇っていた
事もあってとても不気味な池に見え、ここが限界と引き返したのです
が、今日は人数が多いのと、水が少ないのか、以前のような不気味さ
はありません。ここでルートは二手に分かれます。右ルートは山本く
んがかつて走ったことがあり、国道へと抜けられるルート。左ルート
は未知のルート。とはいえ地図を見ると、山中をぐるっと一周するよ
うに2つのルートはつながっています。
このループを走破しようということになり、左ルートに進路を取りま
す。途中、程よい勾配のコースが左方向へ下っていくのが見ます。
MTBにちょうど良さそうなヨダレもののコースですが、方向が違う
ので今回はパス。
生野高原住宅が見えるところまでやってきたところで、地図と違う方
向へ道が曲がり、下り始めました。
明らかに方向が違います。この後、山本君と高西君は予定があること
もあり撤収です。来た道を引き返しますが、先ほどのヨダレコースの
他に、1本のSTが交差し左右両方向に伸びていることを発見。右方
向のSTへ突入すれば、ループコースが完成するかもしれません。
左方向も平坦基調で良さげです。
ここへ来て、3本のSTを発見してしまいました。しかも、どれも乗
れそう。
MTBは乗れることも大事ですが、未知のルート発見に伴うアドベン
チャーの要素が絡むと俄然行きたくなります。
「次回の初乗り、この続きにしない?」
「高西君、初乗りもどう?」
なんと全員一致で、初乗りは今回の探索の続きに決定。そして何と、
高西君も参加することに!

来た道を引き返し、静ノ池へ。ここで自走で帰る山本くんを右ルート
へと見送りますが、山の中で分かれるって何か変な感じですね。無事
帰れるかちょっと心配だし。ちなみに山本君は、無事国道へ出られる
とメールをくれました。

来た道も下りはあっという間で、車道を走り千刈ダムへ。
帰る頃には、雲ひとつ無い青空。高西君には久々のようで、天気ひと
つとっても、やはりこちらは恵まれているようです。

参加メンバー 小比賀、山本、高西、小山


@ 登り口
A 尾根道との合流
B 百丈岩
C 静ノ池(ここでコースが分岐)
D 今回目指した合流地点(辿り着けず次回に持ち越し)




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